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湯の丸高原

(ゆのまる こうげん)

レンゲツツジが彩る標高2,000m級の花高原

湯の丸高原は、長野県東御市と群馬県吾妻郡嬬恋村にまたがる標高1,800~2,000メートルの高原です。上信越高原国立公園の一角を占め、周囲には2,000メートル級の山々が連なっています。

東には湯ノ丸山、西には浅間連峰がそびえ、雄大な山岳景観と高原ならではの豊かな自然が広がっています。夏は涼しい避暑地、冬はスキーリゾートとして親しまれ、四季を通じてさまざまな楽しみ方ができる高原です。

豊かな自然に包まれた「花高原」

湯の丸レンゲツツジの大群落

湯の丸高原は「花高原」とも呼ばれ、特に初夏の美しい花景色で知られています。

6月下旬頃になると、国の天然記念物に指定されている約60万株の湯の丸レンゲツツジが一斉に開花します。高原の緑の中に鮮やかなレンゲツツジが広がる光景は、湯の丸高原を代表する景観のひとつです。

亜高山帯特有の植生が広がる高原には、湿原や高山植物の群生地も見られます。季節によって植物の表情が変化し、春から秋にかけてさまざまな自然の彩りを楽しめます。

高原を取り囲む山々

湯の丸高原の周辺には、湯ノ丸山、烏帽子岳、篭ノ登山、東篭ノ登山、西篭ノ登山、三方ヶ峰など、多くの山々があります。

夏には涼しい高原の気候の中でトレッキングや登山を楽しむことができ、初心者から中級者まで幅広い層が山歩きを楽しめます。高山植物を観察しながらの自然散策にも適しています。

四季を通じて楽しめる高原レジャー

春から秋は自然を満喫

雪のない季節には、トレッキング、マレットゴルフ、高原牧場での体験など、自然と触れ合えるさまざまなアクティビティを楽しめます。

澄んだ空気の中を歩きながら山々や高原植物を眺めたり、家族でレジャーを楽しんだりと、それぞれのスタイルで高原の自然を満喫できます。

冬は雪に包まれるスノーリゾート

冬になると湯の丸高原は一面の雪景色へと変わり、湯の丸スキー場や鹿沢スノーエリアなどでウィンタースポーツを楽しめます。

標高の高さを生かした良質な雪に恵まれ、冬ならではの美しい山岳景観も魅力です。

主な観光・レジャースポット

湯の丸スキー場、鹿沢スノーエリア、湯の丸レンゲツツジ群落、マレットゴルフ場、湯の丸高原牧場など、高原の自然を生かしたスポットが点在しています。

マレットゴルフ場には全45ホールが整備されており、アウトドアレジャーのひとつとして楽しむことができます。

湯の丸スキー場

標高1,965mの高地に広がるスキー場

湯の丸スキー場は、長野県東御市に位置し、群馬県との県境にある地蔵峠の両側に広がるスキー場です。標高1,965メートルという高地に位置するため、乾いた天然のパウダースノーを楽しめることで知られています。

中級者向けのコースを中心に、さまざまな斜面が用意されています。家族で楽しめるコースから、本格的な滑走を楽しみたい人向けのコースまで、幅広いスキーヤーに対応しています。

多彩なゲレンデコース

第1ゲレンデA・Bは全長500~600メートルで、最大斜度は28度です。

第2~第6ゲレンデには、全長450~1,100メートルのさまざまな中斜面が整備されています。

かもしかコースは全長2,200メートルの林間コースで、スノーボードでの滑走はできません。長い距離を楽しみながら、雪に覆われた森林の中を滑走できます。

ラビットコースは全長600メートルで、ゲレンデのバリエーションのひとつとなっています。

充実したリフト設備

湯の丸スキー場には、複数のリフトが整備されています。

第1ロマンスリフトは514メートル、第2・第3ペアリフトはそれぞれ466メートルと603メートル、第4ロマンスリフトは758メートル、第5トリプルリフトは514メートルです。

さらに、第6高速カプセルリフトは1,040メートルの長さがあり、フード付きの設備となっています。

東西に分かれるゲレンデ

湯の丸スキー場のゲレンデは、西側の湯の丸山側と東側の西篭ノ登山側に分かれています。その間には長野県道・群馬県道94号東御嬬恋線が通っています。

そのため、スキー板を履いたまま両側のゲレンデを自由に行き来することはできません。初めて訪れる場合は、あらかじめ滑走したいコースを確認し、移動方法を考えておくと安心です。

ゲレンデ内のレストラン

スキー場内には、滑走の合間に食事や休憩ができる施設もあります。

レストランハウスファミリーは第2ゲレンデ、レストランハウスフレンドは第6ゲレンデ、レストランハウスペアは第4ゲレンデにあります。また、湯の丸高原ホテルに隣接してレストランハウス湯の丸もあります。

湯の丸スキー場へのアクセスと冬の注意

車で訪れる場合

湯の丸スキー場へは、上信越自動車道の東部湯の丸ICから約14キロメートル、小諸ICから約15キロメートルです。

東部湯の丸ICまたは小諸ICから湯の丸高原までは、車で約20分が目安です。駐車場は無料で利用できます。

冬季は雪道対策が必要

高地にあるため、冬季は積雪や路面凍結に注意が必要です。スキー場へ向かう山道では、スタッドレスタイヤやチェーンなどの冬用装備が必須です。

道路は除雪されていますが、天候によって路面状況が変化するため、冬に訪れる際は十分な準備をして出かけることが大切です。

公共交通機関を利用する場合

電車を利用する場合は、しなの鉄道滋野駅から約15キロメートルの距離にあり、タクシーでは約25分が目安です。

新幹線の場合は、JR東日本佐久平駅から約30キロメートルで、車やバスを利用して約50分が目安となります。

湯の丸スキー場の歴史

昭和初期から続くスキー文化

湯の丸高原のスキーの歴史は古く、1928年(昭和3年)には湯ノ丸山に初めてスキーゲレンデが開設されました。

その後、1961年(昭和36年)に湯の丸観光開発株式会社によるスキー場開発が始まり、現在のスキーリゾートへと発展していきました。

1986年(昭和61年)には初のロマンスリフトとなる第4リフトが建設され、ゲレンデの利便性も高められていきました。

花と山と雪を楽しむ湯の丸高原

湯の丸高原は、標高1,800~2,000メートルの高地ならではの豊かな自然に恵まれた高原です。初夏には約60万株のレンゲツツジが咲き誇り、夏には涼しい気候の中で登山やトレッキング、冬には良質なパウダースノーを楽しめます。

湯の丸山や烏帽子岳、篭ノ登山などの山々を歩けば、四季折々の高山植物や山岳景観に出会うことができます。自然散策から本格的な登山まで、幅広い楽しみ方ができるのも魅力です。

さらに冬には、標高1,965メートルの湯の丸スキー場で多彩なコースを滑走できます。高原の花々、雄大な山々、そして雪景色と、季節ごとに異なる表情を見せる湯の丸高原は、年間を通じて自然を満喫できる山岳リゾートです。

Information

名称
湯の丸高原
(ゆのまる こうげん)

上田・小諸・佐久

長野県