佐久一萬里温泉ホテルの歴史
創業と全盛期
ホテル一萬里株式会社は、1967年に長野県北佐久郡軽井沢町で創業。その後1989年7月に佐久市中込へ本社を移し、同年12月に佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリーを開業しました。当時は地上11階・地下1階、客室数150室、収容人数350人という、佐久市内最大級の規模を誇るホテルでした。
このホテルは観光・ビジネス・宴会など多様な需要に対応し、2002年5月期には年商約13億6500万円という大きな実績を上げていました。
経営危機と営業停止
その後、近隣への大型ホテルチェーンの進出や、景気低迷による客単価の減少などの影響を受け、売上は次第に減少。2019年5月期には売上が約7億6400万円まで落ち込みます。さらに、2020年に新型コロナウイルス感染症の影響が追い打ちをかけ、同年5月4日をもって営業を停止し、自己破産を申請。負債総額はおよそ35億円にのぼり、当時の長野県内で最大規模の倒産となりました。
ブリーズベイホテルによる再生と再出発
その後、神奈川県横浜市に本社を置くブリーズベイホテルグループが建物と温泉の一式を取得。以前より同地域で「佐久グランドホテル」を運営していた同グループは、地域連携と効率的な運営を掲げ、2021年4月29日にホテルを「佐久一萬里温泉ホテル」として再オープンさせました。
館内施設のご案内
宿泊と快適な客室
現在の佐久一萬里温泉ホテルには、シングルルームやツイン、和洋室など多様な部屋タイプが用意されており、観光やビジネス、ファミリーまで幅広いニーズに対応しています。
お食事とレストラン
ラーメン居酒屋「ととろ亭」
ホテル1階には、地元の味を堪能できる「ラーメン居酒屋ととろ亭」があり、名物の「安養寺ラーメン」をはじめ、地元食材を使用した創作料理が楽しめます。地元のお酒とともに、佐久の味覚をご堪能いただけます。
宴会・会議スペース
館内には多彩な宴会・会議スペースが完備されています。
- 2階:会議室
- 3階:個室3部屋(法事・会食向け)、小宴会場2室、中宴会場4室
- 4階:大宴会場5室(大規模なパーティや会合に対応)
企業の研修や地域イベント、冠婚葬祭にも幅広く活用されています。
コワーキングスペース
かつては展望レストランが営業していた10階は、現在は開放感あふれるコワーキングスペースへと改装されています。北側には美しい浅間山の眺望が広がり、集中しながらもリラックスできる空間です。ビジネス利用やワーケーションにも最適です。
温泉の魅力
多彩な湯舟と心地よい泉質
佐久一萬里温泉ホテルのもう一つの魅力は、充実した温泉施設です。露天風呂をはじめ、趣向を凝らした洞窟風呂やリラックスできるサウナも完備されており、日帰り入浴にも対応しています。
泉質と効能
- 泉質:ナトリウム-塩化物温泉
- 泉温:38.7℃
- pH:6.7(肌に優しく、疲労回復にも効果的)
旅の疲れを癒すには最適な環境で、地元の方々にも親しまれている温泉です。
アクセス情報
公共交通機関をご利用の方
ホテルは長野県道138号香坂中込線沿いに位置し、最寄りの駅はJR小海線の北中込駅です。駅から徒歩圏内でアクセスでき、便利な立地にあります。
周辺の施設と観光スポット
- 駒場公園:敷地内には佐久市立近代美術館・佐久創造館など
- 長野県立武道館・佐久市総合体育館:スポーツやイベント利用に便利
- 佐久グランドホテル:小海線中込駅(北中込駅の2駅先)が最寄り
観光・文化・スポーツ・ビジネスなど、あらゆる目的に対応する恵まれたロケーションにあります。
まとめ
佐久一萬里温泉ホテルは、歴史ある施設として地域に親しまれ、数々の苦難を乗り越えて新たなスタートを切ったホテルです。温泉・宿泊・食事・宴会・コワーキングスペースなど、多彩な魅力を備えており、観光やビジネスに最適な滞在環境を提供しています。浅間山を望む風景と、心温まるおもてなしが、訪れるすべての人の心を癒してくれることでしょう。
佐久市へのご旅行や、長野県内の観光をお考えの際は、ぜひこのホテルを選択肢の一つとしてご検討ください。