菅平高原スキー場は、長野県上田市(旧真田町)の美しい高原に位置する、歴史あるスキーリゾート地です。1928年(昭和3年)に開設され、以来多くのスキーヤーやスノーボーダーに愛されてきました。スキー場全体は「菅平高原スノーリゾート」として広く認知されており、大小いくつかの会社が共同で運営しています。
菅平高原スキー場は1928年1月に開設され、長い歴史を有するスキーリゾートです。初めてスキー場として設置された時から、菅平高原は中・緩斜面が多く、初心者や中級者に適したスキーコースが揃っていることが特徴です。そのため、家族連れや初心者、さらにスキルアップを目指す人々にとって、理想的な場所となっています。
菅平高原スキー場は、年間を通して晴天率が高いことで知られています。2006年のデータによると、晴天率は約68%にも達し、青空の下でスキーを楽しむことができます。しかし、雪の量自体は多くないため、人工降雪機を使用して雪質を保っています。特に、極寒の冬には、2012年2月には本州で観測された最低気温の記録となる-29.2℃を記録したこともあります。
かつては日本では珍しいヘリスキーが楽しめた菅平高原ですが、現在ではその代わりにスノーキャット(雪上車)によるツアーが行われています。これにより、根子岳山頂標高2,170メートル地点までアクセスし、圧雪されたコースで滑走することができます。スノーキャットツアーは、ヘリスキーとほぼ同じコースを滑走できるため、スリル満点であり、また観光客にも人気のアクティビティです。
菅平高原スキー場は、主にダボスエリア、太郎エリア、パインビークエリアの3つのエリアに分かれており、それぞれに特徴的なコースが揃っています。
ダボスエリアは、根子岳の裾野に位置しており、上級者向けのコースは少なく、幅広い中・初級者向けのコースが多いです。特に、表ダボスゲレンデは、広くて滑りやすい中斜面で、家族連れや初心者に最適です。また、奥ダボスゲレンデは、北アルプスの美しい景色を望むことができ、景色を楽しみながらの滑走が魅力です。
太郎エリアは、太郎山の扇状に広がるコースが特徴で、特に中級者向けのコースが多く、ロングコースはありませんが、変化に富んだコースが楽しめます。中でも、シーハイルコースは非常に滑りやすく、一枚バーンの上で自由に滑走できるのが特徴です。
パインビークエリアは、大松山とつばくろ山の東斜面に位置し、以前は「オオマツ・ツバクロスキー場」として知られていました。オオマツエリアは菅平の中で最も標高差を楽しめるエリアで、急斜面が多いため、上級者向けのコースが揃っています。つばくろエリアは、比較的すいていて、急斜面が多く、スキー上級者が目立つエリアです。
菅平高原スキー場には、リフトが19基設置されています。内訳は、クワッドリフト4基、トリプルリフト7基、ペアリフト8基で、各エリアへのアクセスが非常にスムーズです。また、パークは裏ダボス・日の出・オオマツに設置されており、スノーボードやトリックを楽しむことができます。
菅平高原スキー場は、いくつかの企業が運営しており、各エリアを担当しています。例えば、菅平スキーハウスが日の出・天狗ゲレンデを担当しており、シュナイダー索道合同会社がシュナイダーゲレンデを運営しています。エリア間の移動にはシャトルバスが運行されており、スキー場内の移動がスムーズに行えます。
菅平高原スキー場へのアクセスは非常に便利で、上信越自動車道の上田菅平ICから約20km、須坂長野東ICから約22kmと、首都圏からのアクセスも良好です。また、北陸新幹線の上田駅からは、上田バス菅平高原線が運行しており、バスでのアクセスも可能です。
菅平高原スキー場の通常営業は、12月と1月が8:30から16:30まで、2月と3月は8:30から17:00までとなっています。また、ナイター営業も行っており、金曜日と土曜日には18:00から21:00まで営業しています。ナイター営業は、特に仕事帰りに滑りたい人々や、ナイトスキーを楽しむ人々にとって魅力的なオプションです。
菅平高原スキー場は、長野県上田市の代表的なスキーリゾートであり、多彩なコースと豊富な施設を備えた場所です。初心者から上級者まで楽しめるコースと、アクセスの良さから、家族や学生グループに人気の高いスキー場です。自然豊かな環境と最高の雪質、快適な施設を提供しており、スキーやスノーボード愛好者には最適な場所となっています。