竜王スキーパークは、長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬に位置する北志賀高原最大規模のスキー場です。北信五岳の一つ、竜王山の北西斜面に広がっており、標高差を活かした多彩なゲレンデが魅力です。場内には天然温泉の「竜王温泉」が湧き、25軒の宿泊施設が軒を連ねるなど、滞在型のリゾートとしても人気を集めています。
隣接する山には高井富士、焼額山、小丸山、五輪山があり、奥志賀高原からの山岳スキーコースの拠点としても知られています。
かつては「竜王スキー場」として知られていたこの施設は、1990年代のバブル経済崩壊の影響を受けて経営難に陥ります。しかし、民事再生法の適用を経て、営業を継続。現在では日本スキー場開発の傘下で再生し、国内外のスキーヤー・スノーボーダーに親しまれています。
竜王スキーパークは、標高差と地形を活かし「山頂エリア(スカイランド)」「中腹エリア(木落としコース)」「山麓エリア(バレー)」の3つのセクションに分かれています。各エリアに13基のリフトが設置され、最盛期には17基が稼働していました。
標高1,930mに位置するこのエリアは、北アルプスを望む絶景と樹氷が広がり、パウダースノーが楽しめるのが特長です。主に初級者向けのコースが展開されており、以下のコースがあります。
中級〜上級者向けの挑戦的な急斜面が揃うのが木落としエリア。滑走難易度が高いため、初心者はロープウェイで山麓まで降りることが推奨されます。
初心者から上級者まで幅広い層が楽しめるエリアで、強風の影響も少なく快適な滑走が可能です。
「ベセル」と呼ばれる大型ロープウェイは、山麓エリアと山頂のスカイランドエリアを結びます。166人+ガイド1名を収容可能で、日本最大級の輸送力を誇ります。
車でのアクセスは、上信越自動車道・信州中野インターチェンジから国道292号および国道403号を経由して現地に到着可能です。冬期はスタッドレスタイヤの装着またはチェーンの携行が必要です。
竜王スキーパークは、その歴史と復活劇、そして多様なゲレンデ構成により、多くのスノースポーツファンを魅了しています。初心者から上級者まで楽しめる環境が整っており、また、四季折々の自然美も楽しめるスポットとして、今後も注目が集まることでしょう。