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高山村(長野県)

(たかやまむら)

高山村は、長野県の北東部に位置する自然豊かな村で、四季折々の美しい景観とともに、歴史や文化、温泉資源など多くの魅力を有しています。周囲を山々に囲まれ、清流が流れる静かなこの村は、観光地としても知られています。

地理

村の地形は変化に富み、万座山笠ヶ岳中倉山といった山々がそびえ立ち、また松川が村を流れており、豊かな自然環境を形成しています。

ユネスコエコパークへの登録

高山村の一部は、1980年に山ノ内町、草津町、中之条町、嬬恋村とともに「志賀高原ユネスコエコパーク」として、ユネスコが実施する生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に指定されました。

さらに、2013年9月4日には日本ユネスコ国内委員会により、高山村と山ノ内町の全域を拡張して登録する推薦書がユネスコに提出されました。そして2014年6月12日、スウェーデンで開催されたユネスコ計画国際調整理事会において、この拡張が正式に承認されました。

日本ユネスコ国内委員会によると、拡張の推薦理由は「低山や扇状地、河岸段丘に広がる人工林、雑木林、農地、住宅地などが、日本の伝統的風景である里山や温泉街の景観をよく保ち、景観法に基づく景観行政団体として地域づくりに取り組んでいる点」が高く評価されたからです。また、1982年から進めてきた環境保全型農業は、日本における先進的な取組としても注目されています。

歴史

旧石器時代

『長野県史』によると、高山村では荒井原福井原などの遺跡が確認されており、旧石器時代から人々がこの地に住んでいたことが明らかになっています。

縄文時代

1960年に樋沢川上流の湯倉洞穴が発見され、そこから約1万年前の土器や人骨が出土しました。この洞穴遺跡は、縄文、弥生、古墳、古代、中世、戦国時代まで続く複合遺跡であり、高山村における長い人類の営みを物語っています。現在、村内には34ヶ所もの縄文遺跡が確認されています。

古墳時代

この時代、高山村には古墳こそ見られないものの、4世紀に作られたとされる土器が多く出土しており、当時の生活の様子をうかがい知ることができます。主に焼畑農業や狩猟、採取による生活が行われていたと考えられています。

奈良・平安時代

奈良時代の終わり頃、皇室の馬を育てる御牧(みまき)が全国に設置され、高山村でも「牧」や「駒場」といった地名がその名残を今に伝えています。平安時代には25ヶ所の遺跡があり、その中の5ヶ所は古墳時代と重なるものです。

鎌倉・戦国時代

この時代には、村の南側が高井野郷、北側が山田郷と呼ばれていたことが記録に残っています。

江戸時代から近代へ

1598年には北信濃が豊臣秀吉の直轄地となり、高井郡は田丸直昌の領地となりました。その後も幾度となく支配体制が変わり、徳川幕府や福島正則、石見浜田藩、松代藩などの統治を受けました。明治以降の廃藩置県を経て、1871年に長野県の管轄となりました。

その後、村の再編が進み、1956年9月30日には高井村と山田村が合併して、現在の高山村が誕生しました。

名所・観光スポット

信州高山温泉郷

高山村は、信州高山温泉郷として知られ、多彩な温泉が点在しています。

観光名所・自然スポット
文化・歴史スポット

Information

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高山村(長野県)
(たかやまむら)

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