“おやき”とは、小麦粉の皮に野菜や山菜などの具を包み焼き上げた信州名物の「焼きもち」。昔は各家庭の囲炉裏ばたで焼いて食べられたことからこの名前がついたと言われる。そんな伝統の味を今に伝えるのが“いろは堂のおやき”だ。小麦粉とそば粉を合わせた皮に具材を包み、軽く油で揚げた後、窯で焼く。そのため、さっくりほくほくの食感と素材の持ち味がしっかり楽しめる。具材は野菜ミックス、きりぼし大根、あざみなど定番の8種類の他、季節限定の味も揃う。お手頃なので食べ比べてみるのも楽しい。
いろは堂
大正14年(1925)、長野県で創業した「いろは堂」。ひとつひとつ手でくるみ、窯でこんがり焼き上げる手づくり「おやき」の店です。
舞茸、野菜ミックス、野沢菜、ねぎみそ、きりぼし大根、かぼちゃ、粒あん、ぶなしめじ、あざみ(山菜)の種類の他、季節の旬のものもあり、こんがり、ふっくら、ほかほかの焼きたてが味わえます。