高原野菜の代表“白菜”は、冬のイメージが強いが、冷涼な信州の気候をいかし、7~10月が長野県の白菜の出荷最盛期となる。夏場に出荷される代表ブランドとしては、“御獄はくさい”があり、主に高級漬物の原料として使われている。白菜は食物繊維が豊富で、外側の葉や芯に近い部分の葉には、ビタミンCも多く含まれている。葉にごまを振ったような小さな黒い斑点が出ることがあるが、ゴマ症と呼ばれる生理障害で特に害などはなく「少しゴマがあるくらいの方が、熟成された分、甘みも強い」といわれている。
旬 7月 8月 9月 10月