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松川(河川)

(まつかわ)

四季折々の絶景が広がる松川渓谷

松川は、長野県上高井郡高山村を源流とし、小布施町、須坂市を通って千曲川へと注ぐ、信濃川水系の一級河川です。特に渓谷部にあたる「松川渓谷」は、日本有数の紅葉の名所として知られており、温泉地や自然景観とあわせて多くの観光客を魅了しています。

松川の概要と流域

源流と地形の特徴

松川は、長野県と群馬県の県境に位置する横手山を源とし、高山村の山間部を西に向かって流れています。松川は流れの途中で松川渓谷という深い谷を形成し、その後、小布施町須坂市の境界を抜けて千曲川へと合流します。高山村中央部より下流は、扇状地を形作っており、豊かな土壌が広がる農業地帯となっています。

支流と水系

信濃川水系の一部である松川には、樋沢川柞沢川といった支流が流れ込んでおり、これらが渓谷の多様な生態系を育んでいます。

周辺の温泉地

上流域には、信州高山温泉郷と呼ばれる温泉地帯が広がっており、山田温泉五色温泉七味温泉などが点在しています。いずれも自然豊かな環境の中にあり、渓谷美とともに温泉を楽しむことができる、人気の観光地となっています。

松川渓谷の魅力

日本紅葉百選にも選ばれた紅葉の名所

松川渓谷は、秋になると谷全体が色鮮やかな紅葉に包まれることから、「日本紅葉百選」に選出されているほどの名所です。赤や黄、橙といった多彩な彩りが渓流や岩肌と絶妙に調和し、訪れる人々に感動を与えます。

見頃は10月中旬から11月上旬にかけて。車道沿いからも紅葉を眺められますが、渓谷を歩いて楽しむ「松川渓谷遊歩道」も整備されており、より自然と近い距離で紅葉狩りを楽しむことができます。

雷滝(かみなりたき)の壮大な姿

渓谷の中でも特に有名なスポットが雷滝(かみなりたき)です。この滝は別名「裏見の滝」とも呼ばれ、滝の裏側を歩いて見ることができる珍しい地形を有しています。落差約30メートルの滝は、豪快に流れ落ちる水しぶきとともに轟音を響かせ、その姿から「雷」の名が付いたと言われています。

松川渓谷温泉と滝の湯

渓谷美と一体化した大野天風呂

松川渓谷温泉 滝の湯は、雷滝の近くにある温泉施設で、松川渓谷の自然岩をそのまま利用した大野天風呂が自慢です。この露天風呂は全長約17メートルにおよぶ広さを誇り、混浴で利用されているのが特徴です。

春の新緑、夏の涼風、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の渓谷美を眼前にしながらの入浴体験は格別です。特に紅葉の季節には湯船に浸かりながら色とりどりの木々を眺めることができ、心も体も癒されると評判です。

天然の化粧水と称される名湯

滝の湯の泉質は、美肌効果が高く「天然の化粧水」とも呼ばれています。源泉かけ流しの湯は加水を一切せず、湯船内の位置によって温度が自然に変化する仕組みになっており、熱めの湯からぬるめの湯まで、好みに合わせて楽しむことができます。

混浴利用時の配慮

大野天風呂は混浴のため、女性にはペーパーブラ・ショーツ(無料)、バスタオル、水着などの着用が推奨されています。男性にはペーパートランクス(無料)または水着の着用が必要です。快適に過ごすための配慮がなされており、誰でも安心して利用できます。

アクセス情報と観光のすすめ

交通アクセス

松川渓谷および松川渓谷温泉へは、上信越自動車道・須坂長野東ICから車で約30分の距離にあります。公共交通を利用する場合は、長野電鉄須坂駅からバスやタクシーを利用して高山村方面へアクセス可能です。

周辺の見どころ

まとめ

長野県の松川および松川渓谷は、四季折々の自然美、紅葉の名所、そして個性豊かな温泉地が一体となった極上の観光エリアです。特に松川渓谷の雷滝や滝の湯は、自然の迫力と癒しを同時に体験できる絶景スポットとして知られています。日常を離れ、自然と湯の恵みに心をゆだねる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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松川(河川)
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