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松本市立博物館

(まつもと しりつ はくぶつかん)

松本市立博物館は、長野県松本市に位置する市立の博物館です。松本城に関連する歴史資料や、市民から寄贈された民俗資料を中心に約10万点もの収蔵品を誇り、地域の歴史や文化を学ぶ拠点となっています。

施設の特徴

1階フロア

1階には総合受付ミュージアムショップ講堂市民交流スペースなどが整備されています。ショップではオリジナルグッズや信州銘菓を販売しており、ショップだけの利用も可能です。

また、子ども向けの体験ひろば「アソビバ!」が設けられており、自由に遊びながら学べる空間が提供されています。小学生までが対象で、特に低学年の子どもは保護者同伴が必要です。

2階フロア

2階は特別展示室図書情報室があり、企画展や地域に関する書籍の閲覧が可能です。特別展では歴史・芸術・民俗など幅広いテーマが取り上げられ、訪れるたびに新しい発見があります。

3階フロア

3階には常設展示室があり、「松本まるごと博物館」をテーマとした展示が行われています。松本の歴史や文化を8つのテーマで紹介し、地域を深く理解できる構成になっています。

展示テーマ

お城のあるまちにぎわう商都開かれた盆地ともにある山伝えてきた心生きる力変わりゆく社会継いでつなげて

文化財と収蔵品

博物館は多くの文化財を所蔵しており、重要文化財「孔雀文磬」や、七夕人形コレクション(45点)農耕用具(79点)民間信仰資料(293点)などが展示されています。これらの資料は、松本の歴史や暮らしを具体的に物語る貴重な資料です。

沿革

この博物館の前身は、1906年(明治39年)に松本尋常高等小学校男子部(旧開智学校)内に設けられた「明治三十七、八年戦役紀念館」です。その後、名称を「松本紀念館」と改め、1931年(昭和6年)に松本市の所管となりました。

1937年(昭和12年)には松本城二の丸へ移転し、さらに1948年(昭和23年)には市内の地蔵清水へ移転して「松本市立博物館」と改称しました。その後、1952年(昭和27年)に博物館法の登録を受け、同年11月には再び松本城二の丸に戻りました。

1966年(昭和41年)には日本民俗資料館に寄付され、1968年に同館が開館して以降は両館の名称が併記されるようになりました。しかし、2005年(平成17年)に日本民俗資料館が解散すると、再び松本市立博物館の名称で運営されています。

近年では、施設の老朽化や展示の更新を目的に、2021年(令和3年)に休館し、松本市大手に新たな施設が建設されました。そして2023年(令和5年)10月7日に新博物館が開館し、最新設備を備えた文化拠点として生まれ変わりました。

交通アクセス

博物館へはJR松本駅から徒歩約20分でアクセスできます。松本周遊バス「タウンスニーカー」東コースを利用すれば、「松本市立博物館」バス停で下車すぐです。また、松本バスターミナルからもアクセス可能で、観光ルートに組み込みやすい立地です。

分館施設

松本市立博物館には多数の分館があり、国宝旧開智学校校舎松本民芸館松本市時計博物館松本市歴史の里など、多彩な施設で松本の文化や歴史に触れることができます。これらは博物館本館とあわせて訪れることで、より深く地域を理解できるでしょう。

まとめ

松本市立博物館は、長い歴史を持ちながらも常に進化を続ける文化施設です。松本城や地域の歴史を中心に、民俗資料や文化財を通じて松本の魅力を伝えています。子どもから大人まで楽しめる展示や体験プログラムも充実しており、観光客はもちろん、市民にとっても身近な学びと交流の場となっています。松本を訪れる際には、ぜひ立ち寄りたいスポットのひとつです。

Information

名称
松本市立博物館
(まつもと しりつ はくぶつかん)

松本・上高地・塩尻

長野県