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黒部ダムカレー

(くろべダム)

黒部ダムカレーは、長野県大町市のご当地グルメとして広く知られるユニークなカレーライスです。日本一の規模を誇る黒部ダムをモチーフに作られており、その見た目のインパクトと地元ならではのこだわりによって、多くの観光客や食通を魅了しています。現在、大町市内の約20店舗(2023年時点)がそれぞれ工夫を凝らした黒部ダムカレーを提供しており、訪れる人々に多彩な味わいを届けています。

黒部ダムカレーの歴史

元祖「アーチカレー」

黒部ダムカレーの始まりは、立山黒部アルペンルート長野県側の玄関口に位置する扇沢駅の「扇沢レストハウス」に遡ります。昭和40年代から、ダムのアーチを模した「アーチカレー」が提供されており、ご飯をアーチ型に盛り付け、その外側にカレーソースを流し込むことで、ダムとダム湖を表現していました。この発想が、のちに黒部ダムカレー誕生の基礎となりました。

ご当地カレーとしての発展

2009年7月、当時のくろよんロイヤルホテル(現在のANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん)が新しい黒部ダムカレーを開発し、提供を開始しました。地元産の食材を使用することにこだわり、黒部ダムを象徴する一皿として地域に根付いていきました。その後、大町市内の飲食店が相次いで参画し、現在では20店舗以上が独自の黒部ダムカレーを提供しています。

黒部ダムカレーの特徴

五つの掟(おきて)

黒部ダムカレーには「五つの掟」と呼ばれる独自のルールがあります。これに従うことで、黒部ダムの特徴を忠実に表現しつつ、統一感のあるご当地カレーとして提供されています。

この五つの掟によって、どの店で食べても「黒部ダム」を感じられるカレーが完成するのです。

ダイナミックな見た目

ご飯で作られたアーチ型の堰堤と、カレーソースで再現されたダム湖は迫力満点です。さらに、揚げ物や野菜などのトッピングがダムに流れ落ちる水の勢いや季節感を表現しており、食べる前から楽しませてくれます。

黒部ダムレストハウスと観光

食事とお土産

黒部ダムを訪れる観光客にとって人気のスポットが黒部ダムレストハウスです。ここでは名物の黒部ダムカレーをはじめ、さまざまな食事が楽しめます。また、黒部ダムをモチーフにしたグッズや大町市ならではのお土産も販売されており、観光の記念にぴったりです。

休憩スペース

レストハウスの1階と3階には広々とした休憩スペースがあり、黒部ダム観光で歩き疲れた際にひと息つくことができます。窓からはダムの雄大な景観を眺めることができ、食事とともに特別な時間を過ごすことができます。

黒部ダムカレーの魅力

地域の魅力を凝縮

黒部ダムカレーは単なるご当地グルメではなく、黒部ダムという壮大な建造物のスケール感を食で表現した文化的な存在です。さらに、地元の食材を活かしているため、大町市の自然と恵みを味わえる一皿でもあります。

観光との相性

黒部ダムは北アルプス観光のハイライトの一つであり、訪れる人々にとって黒部ダムカレーは旅の思い出を彩る特別な料理です。ダム見学の前後に食べることで、その迫力ある光景と食の楽しみを一度に体験できます。

まとめ

黒部ダムカレーは、長野県大町市のご当地グルメとして生まれ、地域の観光と強く結びついて発展してきました。ダムを忠実に再現した盛り付けの美しさ、五つの掟による統一感、そして店舗ごとの個性あふれるアレンジが魅力です。黒部ダムを訪れた際にはぜひ味わってみてください。その一皿は、壮大な黒部の自然と人々の思いを感じさせる忘れられない体験となるでしょう。

Information

名称
黒部ダムカレー
(くろべダム)

安曇野・白馬

長野県