そらさんぽ天龍峡は、長野県飯田市にある三遠南信自動車道・天龍峡大橋(全長280メートル、高さ約80メートル)の車道下に設けられた遊歩道です。令和元年(2019年)に開通し、名勝・天龍峡の雄大な景観を新しい角度から楽しめる観光スポットとして注目を集めています。
天龍峡大橋の下に位置するそらさんぽ天龍峡は、まるで空中を歩いているかのような爽快感が味わえる遊歩道です。眼下には天竜川の清流が流れ、川下りを楽しむ舟や、JR飯田線を走る列車の姿を見下ろすことができます。四季によって異なる峡谷の風景が広がり、春は新緑、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、いつ訪れても異なる表情を見せてくれます。
入場は無料で、散策時間は季節によって異なります。
4月~9月は6時30分~18時、10月~3月は7時30分~16時30分まで通行可能です。夜間は安全管理のため閉鎖されますのでご注意ください。アクセスは、JR天竜峡駅から徒歩約23分、観光施設「よって館天龍峡」から徒歩約18分、天龍峡パーキングエリアからは徒歩わずか3分と便利です。
天龍峡大橋は鋼上路式アーチ橋という構造を持ち、美しいバスケットハンドル型のアーチが特徴です。車道部分は2車線で、歩道は有効幅員2メートルのゆとりある設計。橋の長さは280メートルにおよび、2019年11月17日に天龍峡インターチェンジ~龍江インターチェンジ間の開通とともに供用が開始されました。技術とデザインが融合した橋梁美を間近で見られるのも、そらさんぽ天龍峡の魅力の一つです。
そらさんぽ天龍峡は、天竜川の大自然と近代技術の調和が生み出した新しい観光名所です。峡谷を吹き抜ける風を感じながら、空中散歩のような感覚で大パノラマを堪能できるこの場所は、飯田市を訪れる際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。自然と建築が織りなす絶景を、心ゆくまでお楽しみください。