長野市:信仰と文化が息づく城下町
善光寺(ぜんこうじ)
約1,400年の歴史を誇る長野市の象徴。
宗派を問わずすべての人を受け入れる「無宗派」の寺院として知られ、「一生に一度は善光寺詣り」と言われるほど。
本堂は国宝に指定されており、「お戒壇めぐり」では真っ暗な通路を手探りで進み、極楽の鍵に触れることができます。
善光寺門前町
善光寺へと続く仲見世通りは、古くからの商家や土産物店、名物おやきや八幡屋礒五郎の七味唐辛子の本店が立ち並び、散策にもおすすめです。
長野県立美術館(旧信濃美術館)
善光寺の東側に位置し、東山魁夷館を併設。
周辺の城山公園とともに、芸術と自然を満喫できます。
松代城跡(まつしろじょうあと)
戦国武将・真田幸村の子孫が治めた城で、真田邸や旧武家屋敷、象山地下壕など見どころ多数。
歴史ファンには特におすすめのエリアです。
戸隠:神秘の森とそばの里
戸隠神社(とがくしじんじゃ)
2000年以上の歴史を持つ神話の舞台。
奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社巡りが人気です。
特に奥社参道の杉並木は荘厳な雰囲気で、パワースポットとしても注目されています。
戸隠そば
日本三大そばの一つで、「ぼっち盛り」と呼ばれる盛り付けが特徴。
名店「うずら家」「そばの実」などでは、のどごしの良い戸隠そばを堪能できます。
鏡池(かがみいけ)
戸隠連峰を水面に映す絶景スポット。
特に紅葉の時期や早朝のリフレクションが美しく、写真愛好家にも人気です。
戸隠森林植物園
自然観察に最適な広大な園内には、野鳥観察小屋や季節の花々が咲き誇ります。
初夏にはレンゲツツジ、秋には紅葉が見どころです。
小布施:文化と栗の町
北斎館(ほくさいかん)
江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が晩年に過ごした小布施。
北斎が手がけた肉筆画や天井画などを展示する美術館で、全国から多くの北斎ファンが訪れます。
岩松院(がんしょういん)
北斎が88歳で描いた大天井画「鳳凰図」が圧巻。
また、俳人・小林一茶が詠んだ句碑もあります。
小布施栗スイーツめぐり
栗の名産地としても知られる小布施では、栗鹿ノ子やモンブランなど栗スイーツが充実。
人気店「小布施堂」や「竹風堂」で本格的な栗菓子を楽しめます。
小布施の町並み
古民家をリノベーションしたカフェやギャラリーが並ぶ情緒豊かな町並み。
街歩きに最適で、花の小径や蔵の道などが整備されており、四季折々の風情が味わえます。