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早太郎温泉

(はやたろう おんせん)

中央アルプスの麓に湧く癒しの湯、駒ヶ根の温泉郷

早太郎温泉は、長野県駒ヶ根市(旧信濃国)に位置する温泉地で、中央アルプスの雄大な山々を望む駒ヶ根高原にあります。1994年に開湯した比較的新しい温泉ながら、豊かな自然と落ち着いた雰囲気、そして美肌効果で知られる泉質が魅力の温泉郷として、多くの観光客や登山客から親しまれています。

泉質と効能 ― 美肌の湯として人気

早太郎温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、源泉温度は約29.3℃。この泉質は肌への刺激が少なく、滑らかで柔らかい湯ざわりが特徴です。古くから「美肌の湯」として評判が高く、入浴後には肌がしっとりと潤うと評されています。疲労回復や神経痛、関節痛などへの効能もあり、登山や観光で疲れた体を優しく癒してくれます。

温泉街の雰囲気と宿泊施設

温泉街は駒ヶ根高原の豊かな自然の中に広がり、約10軒の旅館やホテルが点在しています。静かで落ち着いた環境の中で、四季折々の風景を楽しみながら湯に浸かることができ、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪見風呂と、訪れる季節ごとに異なる魅力を感じられます。

また、宿泊以外にも日帰りで気軽に利用できる施設が整っており、人気の「こまくさの湯」や「露天こぶしの湯」では、地元住民や観光客が手軽に温泉を楽しんでいます。周辺には別荘地やリゾート施設も多く、温泉を引いた宿泊コテージなども点在しており、自然の中でゆっくりと過ごすには最適の環境です。

早太郎の伝説と温泉名の由来

「早太郎温泉」という名は、駒ヶ根市の名刹光前寺に伝わる「霊犬早太郎」の伝説に由来しています。昔、遠江国見附(現在の静岡県磐田市)で人々を襲う妖怪を、光前寺で飼われていた犬・早太郎が退治したという物語が残されています。早太郎は勇気と忠義の象徴として今も語り継がれ、光前寺にはその霊犬を祀る墓もあります。

温泉そのものは霊犬とは直接の関係はありませんが、この地の象徴ともいえる早太郎の名を冠することで、駒ヶ根の文化と伝承を今に伝える温泉地となっています。

アクセス ― 駒ヶ根ICからすぐの便利な立地

早太郎温泉へのアクセスは非常に便利です。中央自動車道・駒ヶ根インターチェンジから車で約5分と、遠方から訪れる観光客にもアクセスしやすい立地です。公共交通機関では、JR飯田線駒ヶ根駅または駒ヶ根バスターミナルから「伊那バス駒ヶ岳ロープウェイ線」に乗り、「菅の台」バス停で下車すると温泉街に到着します。

周辺観光とグルメ

早太郎温泉郷の周辺には、駒ヶ根市を代表する観光スポットが点在しています。中でも有名なのは、日本一の高低差を誇る駒ヶ岳ロープウェイ。標高2,612mの千畳敷カールへと続き、夏は高山植物、秋は紅葉、冬は雪景色など、四季折々の絶景が楽しめます。また、霊犬伝説の舞台である光前寺も温泉から近く、静寂な杉並木に包まれた境内は心洗われる癒しの空間です。

さらに、駒ヶ根市は食の宝庫としても知られています。名物のソースかつ丼をはじめ、地元産のリンゴを使ったジャムやお菓子、手作りの木工品や陶器など、心温まる土産品も豊富です。また、伊那谷地域に古くから伝わる馬肉料理や、希少な国産ごまを使った食品も注目を集めています。さらに、日本酒、地ビール、ワインなどの酒造も多く、地元の味を存分に堪能できます。

自然と癒しの調和 ― 旅の疲れを癒す湯

早太郎温泉は、豊かな自然と清らかな湯が調和した癒しの温泉郷です。観光や登山の拠点としても便利でありながら、静かな環境の中で心と体をリフレッシュできる場所として、多くの人々に愛されています。中央アルプスを望む絶景と、肌をすべすべにする名湯をぜひ一度体験してみてください。きっと、駒ヶ根の自然と人の温かさに心癒されるひとときを過ごせることでしょう。

Information

名称
早太郎温泉
(はやたろう おんせん)

伊那・駒ヶ根

長野県