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軽井沢 絵本の森美術館

(かるいざわ えほん もり びじゅつかん)

軽井沢絵本の森美術館は、長野県北佐久郡軽井沢町に位置するミュージアムパーク「ムーゼの森」の中核を成す絵本専門の美術館です。1990年7月に開館して以来、絵本を通じて人々の心に優しさと想像力を届ける文化施設として、幅広い世代に親しまれています。

美術館の概要

当館は、軽井沢南部の風越公園の北側に位置し、「欧米絵本の歩み」を主題とした展示を通じて、絵本の歴史とその魅力を紹介しています。広さ15,000平方メートルの敷地内には、趣向を凝らした複数の展示館のほか、絵本図書館やショップ、カフェ、自然に囲まれた庭園などが点在し、訪れる人々が絵本の世界に静かに浸ることのできる空間となっています。

設計と建築

館の設計は建築設計事務所「類設計室」によって行われ、木の温もりや自然との調和を意識した建築美が特徴です。木々に囲まれた森の中に佇む各施設は、まるで絵本の世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えさせてくれます。

展示施設のご案内

第1展示館

第1展示館は、美術館の象徴ともいえる建物で、特徴的な木組みのデザインが印象的です。この展示館では、「欧米絵本のあゆみ」に焦点を当てた常設展が開催されており、19世紀から現代にかけての欧米の絵本文化を辿ることができます。また、当館名誉顧問であり英米児童文学研究者として知られる吉田新一氏による貴重な研究資料「吉田新一文庫」も閲覧可能です。

さらに、日本人絵本作家である木葉井悦子氏から寄贈された作品やアトリエの再現展示も行っており、絵本制作の裏側を垣間見ることができます。館内は、フォトウェディングのロケーションとしても人気を集めています。

第2展示館

第2展示館では、春・夏・秋冬に応じたテーマで年に数回の企画展が開催されます。内容は、伝承童話や世界の物語を題材にした絵本の紹介、国内外の絵本作家による作品展示など、多彩なアプローチで絵本の魅力を掘り下げています。展示館は「ピクチャレスク・ガーデン」の奥にあり、自然の中を散策しながら向かうのも楽しい体験です。

第3展示館

第3展示館では、世界的に愛されている絵本シリーズ「ピーターラビット™」をテーマにした常設展示「ピーターラビット™のひみつの部屋」が展開されています。絵本のキャラクターたちの魅力的な世界に触れながら、その誕生背景や作者ビアトリクス・ポターの人生に関する情報も学ぶことができます。

絵本図書館

静かな森の中に佇む絵本図書館では、洋書を中心に1,500冊以上の絵本が自由に閲覧可能です。お気に入りの一冊を手に取り、木漏れ日の差し込む空間でゆっくりと読書を楽しむことができます。

イベントスペース「森の家」

森の家は、第3展示館の裏手に位置するカンファレンスルーム兼イベントスペースです。ここでは、ビデオ上映や学習プログラム、ワークショップなど多彩なイベントが実施され、来館者の交流の場としても活用されています。また、結婚式の披露宴などにも利用することができ、自然と文化に包まれた特別な空間でのひとときを演出できます。

ピクチャレスク・ガーデン

敷地中央に広がるピクチャレスク・ガーデンは、「絵のように美しい庭」という名の通り、四季折々の草花が彩るナチュラルガーデンです。英国のガーデンプランナーポール・スミザーによって設計されたこの庭園は、訪れる人々の心を癒し、美術館全体にやさしい雰囲気を与えています。

ご利用案内

開館時間と休館日

開館時間:9:30~17:00(12月~1月は10:00~16:00)
休館日:1月中旬~2月は全館休館。その他の期間は火曜休館。ただし、ゴールデンウィークや7~9月の繁忙期は無休で営業しています。

アクセス方法

電車・バスでのアクセス:
・しなの鉄道「中軽井沢駅」より町内循環バスで約10分、「風越公園」下車、徒歩約5分。
・北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」より、美術館・観光循環バス南コースで約20分、「ムーゼの森」下車すぐ(夏期限定運行)。

周辺の見どころ

軽井沢の豊かな自然と文化が融合した空間で、絵本の世界にたっぷりと浸れる軽井沢絵本の森美術館。大人も子どもも、心が温まる時間をお過ごしいただけます。訪れる際は、ぜひゆっくりと一日かけてお楽しみください。

Information

名称
軽井沢 絵本の森美術館
(かるいざわ えほん もり びじゅつかん)

軽井沢・御代田

長野県