国宝・松本城がある松本。神々しいまでの自然景観で多くの観光客が訪れる上高地。宿場町が往時の姿のまま残る塩尻など、多様な観光ニーズにこたえるエリアです。
松本・上高地・塩尻エリアには松本城、白骨温泉、乗鞍高原、奈良井宿などの観光スポット、クラフトフェアまつもと、松本あめ市などの観光イベント、そばや日本酒、馬刺しなどのご当地グルメがあります。
松本といえば、長野県中部に位置し、松本城を中心とした城下町。戦争での消失を免れた旧家の町並みが、当時のまま残されています。「旧開智学校」や「中町通り」、「縄手通り」などは当時そのままの風情を感じることができます。
また上高地は星空が非常に美しい事で有名で、大自然の美しさを感じる事ができるエリアです。河童橋を中心に宿泊施設が点在しており、自然の景色そのままにさまざまな観光スポットが堪能できるエリアです。
松本市街は「タウンスニーカー」の周遊バスも利用できますが、やはり徒歩で旧家の町並みを探索するのが通の楽しみ方でしょう。できれば松本駅から松本城までの城下町をトレースするコース取りが良いでしょう。
有名な「馬肉料理」や「山菜料理」、「白蕎麦」や「松本山賊焼き」など、さまざまな料理を堪能して回れます。付近には地元で採れた新鮮な果物を販売しているところも多く、「ワイン」や「蜂蜜」も有名です。
郷土食が目的なら「かりんとう」や「味噌パン」「おやき」も堪能すべきです。海の幸はありませんが、その代わり絶品の川魚が堪能できます。「岩魚」や「やまめ」を是非味わいましょう。あまりの身のやわらかさに驚く事間違いなしです。
上高地はなんといっても周囲にアルプスを始めとする雄大な山々を望む川沿いの町並みは非常に風情のある山嶺を見渡せ、まるでスイスの山奥にいるような錯覚さえ覚える程です。
北には穂高連峰、南には露沢岳、西には焼岳をそれぞれ望める景観となっています。それぞれにある旅館やホテルから望む露天風呂は、本当に美しく、疲れを忘れてしまいます。
美ヶ原は起伏の激しいアップロードを走り抜けると、突然花畑だけの丘陵地帯に入り、周辺が花しか見えないエリアがありますが、そのエリアに入ると、全く違った風景に心を奪われるほどの美しさと対面できます。このエリアには、どこでも止まれるレンタカーでの訪問が、絶対におすすめです。
塩尻は長野県のほぼ真ん中に位置し、古くから交通の要衝として栄えました。奈良井宿など中山道の宿場町では、今も当時の面影を色濃く残しているので気軽に歴史を感じられる散策が楽しめます。トレッキングやハイキングで豊かな自然を満喫することもできます。
松本城の歴史と特徴 松本城の起源 松本城は、戦国時代の永正年間(1504-1520年)に造られた深志城がその始まりです。現存する天守は国宝に指定されており、城跡は国の史跡としても認められています。日本に現存する12天守のうち、国宝に指定されているのは松本城を含む5城のみであり、他には姫路城、犬山城、彦根城、松江城が含まれます。松本城と姫路城の天守は、五重天守として特に有名です。 外観と建築様式 松本城の外壁は、初重から最上重まで黒漆塗りの下見板で覆われており、その黒と白のコントラストが背景に広がるアルプスの山々と見事に調和しています。松本城は、現存する12天守の中で唯一平地に築かれた城...»
北アルプスの穂高連峰を望む、標高約1,500メートルの日本有数の山岳リゾート地。 飛騨山脈南部の梓川上流の高地に広がる雄大な自然の景勝地で、中部山岳国立公園の一部であり、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物/天然保護区域)に指定されている。 気候的に山地帯(落葉広葉樹林帯)と亜高山帯針葉樹林の境界線付近の高度に位置しているため、ブナ・ミズナラ・シナノキ・ウラジロモミ・シラビソ・トウヒなど、両者の森林の要素が混在し、更にヤナギ類やカラマツを中心とする河川林や湿原が広がるなど、豊かな植生で知られている。 1時間〜5時間程のウォーキングコースがあり、体力や年齢に応じてを選んで散策できる。 冬...»
江戸と京都を結ぶ街道「中山道」を通る多くの旅人で栄えた宿場町。 中山道六十九次の34番目の宿場で、木曽十一宿の中で最も栄え、奈良井千軒と謳われた。 木曽路11宿の中で最も標高が高い900メートル台の位置にあたり、街区は上町・中町・下町の3つから構成されている。 杉玉を掲げた酒屋、旅籠の軒灯り、張り出した軒先の造りが特徴的な千本格子の家々が並び、ノスタルジックな雰囲気。 宿場内には民宿や旅館などの宿泊施設、林の中の古民家カフェテラス、木曽の生活・暮らしを学べる民俗資料館など、見どころ満載。 総檜造りの太鼓橋「木曽の大橋」は、毎年4月上旬から11月上旬の日没後にライトアップされ、幻想的な...»
上高地の梓川に架かる木製の吊橋。穂高岳、焼岳などの山々と梓川を望む絶景を望む、上高地のシンボル。 全長37メートル、幅3.1メートル、長さ36.6メートルのカラマツ製の橋で、1891年に初めて橋が架けられた。中部山岳国立公園内の標高約1,500メートルに位置する。 小説家である芥川龍之介が1927年に出版した小説『河童』の中で、河童橋が登場しており、名作文学のゆかりの地として知られている。 上高地バスターミナルから徒歩5分の観光しやすい距離にあり、観光地として有名なスポットになっているため、観光客が絶えない。 ケショウヤナギの巨木が周辺の河畔に群生している。 河童橋という名前の由来は...»
乗鞍岳の東山山麓、標高1100〜1800メートルにかけて広がる、夏でも冷涼な高原。 カラマツやシラカバの美しい樹林につつまれ、どこかのどかで明るいスイスのイメージが広がり、夏は避暑、夏から秋にかけては登山、冬はスキーを目的とする観光客が多く訪れる。 旅館・ペンション・民宿など合わせて100以上の宿泊施設があり、レストラン・そば店・お土産屋・レンタルスキーなども多い。 自然が豊富で多様な動植物が生息する。運がよければ特別天然記念物のニホンカモシカが見られる。複数の温泉が湧出している。 乗鞍高原遊歩道乗鞍自然保護センターを中心に、「一の瀬園地周遊コース」「善五郎の滝・牛留池コース」「番所大...»
上高地の景勝地として親しまれている池で、活火山である焼岳が1915年に噴火し、泥流によって梓川が堰き止められて形成された。 池には立ち枯れの木々があり、穂高連峰と枯木が湖面に写る景観は上高地ならでは。国の特別名勝・特別天然記念物に指定されている。 上流から土砂が流入して堆積して、徐々に浅くなってきている。大正池とは 大正池(たいしょういけ)は、長野県松本市安曇の上高地に位置する湖で、1915年(大正4年)の焼岳の噴火によって梓川がせき止められたことで形成されました。そのため、「大正」という元号にちなんで名付けられました。大正池は、標高約1500メートルの高地にあり、上高地の玄関口とし...»
北アルプス・乗鞍岳の山麓(標高1400メートルほど)の湯川の谷間にある静かな温泉郷。絹のような肌触りで、乳白色の湯として知られている。 温泉は600年以上の歴史があるといわれ、胃腸病、神経症、婦人病、慢性疲労などに効能があり、その昔「三日入ると三年は風邪をひかない」と言われた。 湯量が豊富で、白骨温泉はどこの施設も100%源泉掛け流し。湯宿はそれぞれ源泉を持ち、泉質も微妙に異なる。 上高地や乗鞍高原がある中部山岳国立公園区域内にあり、国民保養温泉地にも指定されている。 乳白色の湯は飲泉もでき、胃腸病や婦人病、神経ストレスなどに効果があると言われている。 泉質は単純硫化水素泉で、湧出時...»
上高地の奥側にある穂高神社奥宮の境内の神域であり、古くは「鏡池」「神池」とも呼ばれる池。 河童橋から梓川を上流に登っていき、1時間ほどで到着する。 一之池と二之池の、大小2つからなり、池ではイワナ、マガモ、オシドリなどが見られる。 針葉樹林に囲まれ、周辺を鏡のように映す湖面は、まさに神秘的。朱に染まる早朝や夕方の景色は特に荘厳な雰囲気がただよう。 明神岳で土砂崩れが起き、梓川支流の沢がふさがれてできた。かつては三の池もあったが、土砂災害により消失。 池のほとりに穂高神社の奥宮が鎮座する。明神付近は古くから神聖な場所とされ、神合地、神垣内、神河内などとも呼ばれていた。神社境内の池のため...»
温泉街は松本市の郊外、美ヶ原の山麓である標高800メートルに位置し、温泉街が広がっています。美ヶ原高原とは直線距離で数キロ離れています。 歴史ある温泉街で、古くからの町並みが残っています。共同浴場は「白糸の湯」が存在しています。 歴史 美ヶ原温泉の歴史は古く、奈良時代にはすでに開湯されていました。日本書紀にも奈良時代初め「束間の温湯」という、現在の美ヶ原温泉と推定される温泉に天武天皇が訪れたという記録があります。 安土桃山時代から江戸時代には松本藩の歴代城主たちの保養地として利用され、御殿湯である入浴施設「山辺茶屋」が設置されていたとされます。 湯治客の増加に応じて宿泊施設も増え、明...»
信州(長野県)のほぼ中央、松本市の北東部にある温泉地で、松本の奥座敷として知られています。西には北アルプスの山々を眺めることができます。 松本城や城下町の散策に車で10分、安曇野などへの観光拠点にもなります。 長野県内の温泉の中でもトップレベルの湯量を誇り、源泉の温度が42〜52.3度のため、完全掛け流しで入れる宿が多い特徴があります。 源泉として第1号源泉、第2号源泉、第4号源泉、東北源泉、山田源泉、大下源泉、鷹の湯源泉の7カ所が利用されています。 また、未利用の源泉も温泉街中心から南東約300メートルの山林内に自噴しています。 泉質はアルカリ性単純温泉。温泉のほとんどは無色無臭で...»
レタスは気温にデリケートで、15℃~20℃の環境で良く育つ。長野県の川上村は日本有数の高原レタスの産地で、明治30年頃にはレタス栽培が行われたといわれる。しかし、本格的な栽培は昭和22年以降の朝鮮戦争を発端とする、いわゆる野菜版の朝鮮特需として、長野県内を中心に現在の松本市や諏訪地方で米軍向けに生産が始まったことによる。高原の冷涼な気候を活かして栽培される長野県では、6月~9月の夏場が最盛期。生産量は全国1位を誇り、特に夏場のシェアは圧倒的。 旬 6月 7月 8月 9月...»
温泉地として有名な長野県白骨温泉の湯で作られたお粥が”温泉粥”。温泉の香りが、米の味を引き立てて、体に優しい味わいが堪能できる。疲労回復や胃腸の働きを整える作用があるといわれ、温泉宿の朝食として出されることが多い。「温泉粥」にそばの実を入れるといったアレンジを加えて出す温泉宿も見られるが、温泉の風味を壊さない程度がほとんどで、落ち着いた味わいを楽しめるものが多いようだ。日頃疲れた体を芯から癒したい人におすすめだ。...»
信州桔梗ヶ原は、降水量が比較的少なく、日照量が豊富で昼夜の温度差が大きい、というぶどう栽培に適した地。その信州桔梗ヶ原産のコンコードなどを使ったワイン醸造が信州では盛んで、その確かな味が全国に知れ渡ってきている。古くから生食用として地場の特産品であるコンコード種、ナイヤガラ種ブドウから醸造する製品群は、果実味を生かした親しみ易い飲み口が特徴。酸化防止剤無添加などのスタイルが、桔梗ヶ原のワインあるいは地酒として国内ワイン市場だけにとどまらず、他に類を見ない商品価値を確立している。...»
ぶどうとワインの生産量において長野県県内で第1位を誇る塩尻市。北アルプスと南アルプスに囲まれた内陸にあり、気温の寒暖の差が激しく、日照時間が長く、空気が乾燥しているという環境が、ぶどう栽培に適しているようだ。栽培されているぶどうの品種は、”コンコード”や”ナイアガラ”、”メルロー”など。これら良質なぶどうから作るワインは海外のコンクールなどでも高い評価を受け、特に桔梗ヶ原で栽培したぶどうを使ったワインは、世界各地のワイン愛好家からも注目されているようだ。...»
ダッタンそばは、日本で食べられている主流のそば(普通種)に比べ、ポリフェノールの一種であるルチンという成分が、普通のそばの約120倍含まれており栄養価が高いという特徴もあります。 韃靼そばは独特の苦みによりニガソバとも呼ばれていますが、韃靼そば茶は松本市四賀地区で、化学肥料・農薬を一切使用せず手間隙かけ栽培した「韃靼そばの実」を100%使用しているので、香ばしいまろやかな風味のそば茶です。...»